何をお薦めしたらいいか、悩んでしまいました。
どれもこれも観て頂きたくなって、決められないので、
少しづつ内容を書いてみました。
とりあえず、トップになってからの大劇場公演は、4作品あります。

 『王家に捧ぐ歌』
ワタルくんのトップお披露目作品。一本物の大作で名作。
オペラ『アイーダ』が元になってますので、台詞の大半が、歌で綴られてます。
それぞれの役が、この人この配役しか考えられないくらいの、最高のめぐり合わせ。
この年の文化庁芸術祭優秀賞を受賞しました。

 『1914・愛/タカラヅカ絢爛』
口は悪いが心は温かい、パリの下町酒場の吟遊詩人。
その正体は、貴族が嫌で家出中の。。!?
豪放磊落な一面と、御曹司の顔と、ふたつの役が楽しめます。
実在の芸術家も登場、政情不安な時代に青春を過ごした人々の話と、
大切な人とめぐり合う恋物語とが絡み合った、唯一ハッピーエンドのお話。
ショーは、キューバから有名な振付家の先生を招いた作品。
宝塚のレビュー等とは一味違った、ラテン系の曲、色、場面。
芝居、ショー共に、楽しい気分になりたい時に。

 『花舞う長安/ロマンチカ宝塚’04』
中国・唐の時代の皇帝、玄宗と、楊貴妃の物語。
原作、井上靖『楊貴妃伝』
かつては権力を欲しいままにした皇帝の、
衰滅の末、愛した女性たったひとりも守れなかったという
無念の思いが切なく心に残る。
実際に中国で作られたという、豪華な衣装も見もの。
ショーは、幻想的で美しく、かつ、明るく。
演出家の荻田先生が作り出す独特の世界観がとにかく絶品です!
このショーで2年連続の文化庁芸術祭優秀賞受賞となりました。

 『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!!』
江戸末期、長崎の唐人屋敷を舞台に、幼馴染の三人が再会し、そして別れ。
それぞれの、やり場の無い寂しさが心を打ちました。
ショーは、韓国公演でご覧になった物と大体同じですが、
この大劇場公演の時は、星組フルメンバーだし配役も違うので、
また違った見所もあり。

その他に、なかさんの書かれた、
大劇場お披露目前の、全国ツアー作品
 『蝶・恋/サザンクロス・レビュー3』
シアター・ドラマシティ公演
 『永遠の祈り』
(野望を持って未来を切り開こうとする男が、
最後に本当に大切なものは何かに気づく、ハートウォーミングな佳作。

また、ぽん太さんが書かれた
 『テンペスト』(宙組時代)
 『夜明けの天使たち』(宙組組替前の、星組時代)
もあります。(どちらも好きです)

これじゃまるで、TCAの宣伝みたいですね(汗
書きながら、こんな解説はいらないような気がしてきました。。
お役に立てなくてごめんなさい。

お気に入りの作品と巡り会えますように。
素敵な旅行になりますように。

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